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結論:今こそ公庫融資で不動産を買おう
日本政策金融公庫は、ネット上でも語られている通り、
属性が悪くても、比較的融資が閉まりづらい金融機関だ。
その理由は、政府が運営している金融機関である為、
弱者の経営もサポートするという側面を持つためだ。
かくいう私、ドケチ社長は、今まで不動産会社を経営しながら、
あえて収益物件を保有する事はなかった。
転売する事はあっても、長期保有目線で物件を買う事はしなかった 。
その理由は2つある。
①市況が上がり調子だったから。
②オリンピックの前年が、市況のピークと言われる説があるから。
どちらも、世間の声と、自分の予想でしかないので、外れる事もあるとは
思ったけど、
歴史は繰り返すので、ずっとその時を待つ事にした。
2019年、利回りの高い物件が出始めた。
僕は、2013年から不動産の仕事をし始めたので、大体その前後位からの
相場は体感しているのだけれど、
ようやく高利回りの物件が出始めてきているような気がします。
その一端が、新築木造で場所も悪くないのに10%代の物件など。
これがネット掲載され始めている。
20%以上の物件なら、地方一択。
個人的には、長期保有物件は、利回りが高い程良いと考えています。
利回りが高ければ、CFは考える必要もなく高い為です。
そうなると、長く保有する物件は、土地感のある地方だと考えています。
地方物件の融資こそ、公庫一択。
今までは、地方物件融資と言えば、メガバンクorノンバンクor公庫でした。
メガバンクは今は厳しいので、そうなると、ノンバンクか公庫になります。
ノンバンクも最近は融資が厳しくなってきましたが、
依然として、取り組み姿勢を見せるのは、全国に支店がある日本政策金融公庫です。
今回は、購入後の後付融資でした。
購入後でも、公庫に関しては後から融資を組んでもらう事が可能でした。
※物件を担保に入れない性質のローンだからだと思います。
12月末に借り入れをしましたが、担当者の人が、年末や年度末は通りやすいので、公庫自体も積極的だということでした。
安い物件を購入する時に関しては、無担保物件を増やす理由もあり、借入なしで購入しようと思っていましたが、無担保でOKという事だったので、2019年12月末に公庫で融資して頂きました。
申込から融資実行まで、約3週間。
「金融機関は担当者で変わる」とは言うけれど、その通りだと思ったのが、この実行までの期間でした。
決算書を持って行った日から、わずか3週間弱で本承認の連絡が来ました。
必要書類を、ほぼ即日に用意して持って行ったこちらの早いレスポンスもあったものの、これにはびっくりしました。
融資をうまく利用して、高利回り物件を買うべし
このタイミングで僕が融資を引いておいた事には、理由がある。
取引先金融機関を作った状態で、不況に突入したほうが、借入を起こしやすいからだ。
実績がないよりも、実績がある人/会社との取引を、金融機関は好む。
なので、少額の借入と、無担保の不動産、現金は今後大きな強みになる。
日本政策金融公庫での借入金利は?
金利は、土地:1.85%、建物:2.25%だった。(期間:10年、固定金利)
無担保だった為、この金利だったが、担保設定した場合は、もう少し金利が安くなるようだ。
地方築古高利回りと公庫は相性が良い
不動産が面白いのは、物件と金融機関の組み合わせを考えて、パズルのように
進めていくのが一つの戦略であるところだ。
これから、更に良い物件が出てくると思うので、そこに対して、十分な準備をしたい。
大暴落は、持つ者にとっては恐怖だが、買う者にとってはとてつもないチャンスだ。
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