【1人社長】不動産屋こそ、リモートワークに適した最高の職業【コロナで独立を考えよう】

こんな時に不謹慎な話かもしれないが、
僕は今年に入ってから、自分のビジネスを大きく見直して、
会社は私一人となり、実質フリーランスになった。

結論としては、「固定費を極限まで削り、固定収入を限りなく増やす」事が
今回の新型コロナのような事態でも、落ち着いていられるという事だが、
そこに行きつくまでの話をしたい。
僕がここに行きついたのは、理由がある。

会社という「仕組み」を作ろうとした事があった

以前は、会社という「仕組み」を作って、それで自分がいなくても会社が運営できるように
早くしようと思っていて、組織を拡大しようと考えた。
言い方は悪いが、「人を使って、極力自分は動かない仕組み」が会社規模を大きくするメリットだと考えていた。

ただ、自分で一からやるよりも、M&Aのように今ある会社を運営していくのが早いと考え、
株式も譲渡してもらえる条件の会社の後継者として、その会社を運営することになった。

社員人数規模は、30名程度の会社。
僕が働かずに、人は動かない事はわかったので働いたが、
「僕が採用していない人間」や、「僕よりも長くいる人間、年齢が上の人」の一部は、
とにかく文句を言ったり、足を引っ張るような事があった。

部下に認められても、時間は拘束される

30名いて、30名全員が僕を認めたわけではなかったが、
実績を出していくと、人は認めざるを得なくなる。
認められてくると、特に文句は出なくなるが、
無駄に相談をしてくる時間が多くなったり、社員コミュニケーションの時間を取る必要が出てきた。

全てを知ったわけでは勿論ないが、
僕を認めない人は、「中小の社長なんだからもっと働け」
僕を認める人は、「相談したい事があったり、仕事でいてくれないと困るので、常に会社にいてほしい」
という声が多かった。

仕事が好きな人は、これでも良かったのだろう。
この時に私は、「自分がなりたかったのは、社長じゃなくて会社オーナーだったんだ」という事に気が付いた。

 

中小の社長は、誰よりも仕事をする事が美徳。

僕は終盤で、盛和塾という会社経営者の為の私塾に入った。
この盛和塾が、僕にフリーランスに戻るきっかけとなった。

盛和塾には、とにかく尊敬できる経営者の先輩が沢山いた。
今でも、入れた事を幸運に思うし、あの場での出会いにとても感謝している。

僕が盛和塾で印象的だったことは、下記の通り。
・社長は、誰よりも働くべきという考え。
・社員の幸せを願って、社員を家族同然にできるように皆頑張っている。
・経費最小、利益最大を目指している。

素晴らしい会社を創る、右肩上がりの組織を創るという意味では、一つも間違っておらず、
経営者の為の塾をしては大変素晴らしかった。

だが僕は、とにかく仕事をする時間(やりたい仕事は別)を減らしたかったし、
とにかく無駄な時間を1分でも減らして、家族や、素晴らしいと思える人との時間に充てたいと思っていた。

盛和塾の教えは一切間違っていないと確信するに伴い、
仕事を人生にしたくない僕は、たぶん盛和塾の尊敬していた経営者のようには、
努力がそもそも足りずに、なれないなと思ってしまった。

そして、自分のビジネスを全て清算した

盛和塾でそれが確信になり、また家庭でのターニングポイントとなるような出来事も重なり、
すぐに決断して、清算した。

それと同時に、僕は固定収入(自分が動かなくてもOKな)を作ることと、
固定費を減らす事に注力した。

固定収入を増やす

固定収入を増やすにあたり、僕は3通りを考えた。

①株などの流動資産を購入し、配当金を得る。
但し、高くても5%程度。更に、平日は値が上下する。
⇒毎日、値動きに気を取られるので、「固定収入」と考えるには不向きと考えた。

②アフィリエイトやブログ広告収入
ブログは趣味程度に書いているが、これだけに頼るのは厳しいと考えた。
ただ、その当時はとても食えないレベルだったけど、最近は、これも伸ばしていきたい柱になりつつある。

③不動産を賃貸し、家賃収入を得る
不動産業で独立した事もあり、これが一番自分にとってシンプルだった。

結果として、③を選んだ。
首都圏だと難しいが、田舎だと利回りは高くなる。
僕は、決めたと同時に、下記のアパートを購入した。

・北関東、築40年超の木造アパート1棟(4/6世帯稼働で購入)
⇒現況17%、表面25%

・北関東、築40年超の鉄骨アパート2棟(11/20世帯稼働で購入)
⇒現況40%、表面75%

この、表面75%のほうが決め手となり、フリーランスに戻った。
上記2件を購入する以前から、区分マンションを首都圏付近には持っていたが、
これで生活するには全く問題なくなった。

これらは全て現金で購入した。現在法人で保有をしている物件の簿価は総額で2,500万円以下だ。
本来ならば、融資も十分にひける金額ではある。

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固定費を減らす

これもとにかく重要だ。
フリーランスとは言っても、一応不動産会社を経営もしているので、
固定電話番号やFAX、プリンタなんかも必要ではあった。

これらは全て、スマホとノートPCで完結できるようにし、
更に事務所は解約し、自宅兼事務所にした。
不動産会社は、century21や、大手系の看板を借りるか、
もしくは駅前の好立地の路面店(1F)に出店しないと、新規のお客さんなんてなかなか来ない。

僕が事務所を借りていた時も、オープンハウスの飛び込み営業マンしか来なかった。
借りていて、本当に無駄だった。
また、来客の打ち合わせが多くなってきたら、その時は月1万円くらいのシェアオフィスを借りれば良いと思う。

こうして、法人固定費(ビジネス費用)は下記のようになった。

・固定電話&FAX番号(citvplusアプリ):月1,500円
・携帯電話(私用と兼用)       :月2,500円
⇒LINE MOBILEを利用。10分以内のかけ放題プランは仕事上必須。
・WIMAXルーター          :月3,000円

これだけだ。
あとは、ノートPCとスマホ、複合機プリンタを自宅に置いただけだ。
仕事の為に利用する固定費は、固定電話位なものなので、ほぼ削れる部分は削った格好だ。

フリーランスになると、フリーランス志望の人から色々聞かれて、コンサルもできるようになる。

僕の場合は、上記のように固定収入と固定費をコントロールしているので、
あとは、どれだけ固定収入を増やせるか、
どれだけヒマな時間を、使いたい有意義な時間(家族と過ごす)や、ここぞという仕事に使うかと
いう事になる。

僕は、ITを使った固定費削減や税金関係の知識に自信があり、更に営業に自信がある。
今後は、ITスキル(何かを納品できるような)もヒマなので勉強したいと考えているが、
そういった形で、結構人に相談をされる事も多くなってきた。

なので、今後はコンサルみたいな事も仕事にしてみようと思う。

皆も、フリーランスになって、時間を創って、有意義な人生を生きてほしい!
固定収入と固定費があれば、最悪仕事をしなくても何とかなるし、
新型コロナウイルス騒動でも動じなくなるはずだ!

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